明日、院試、めくるめく過去問


明日は院試

いよいよ明日が院試本番ですよ! むっちゃドキドキしてきた……と、某コピペのようですが、オチはありません。実際に明日は院試です。

大変緊張しているのですが、なんというか、年々こういった試験を受ける際のモチベーションは減少傾向にあり、故にこうして前日にブログを書こうと思い立ったりしているわけで。

高校受験の時は前日どころか数日前からガチガチに勉強していた(気がする)し、センター前日、当日に至っては朝早起きして軽く問題集を洗っていたのを覚えています。朝食も喉を通らなかったり。大学の二次試験も手を抜いた記憶はないんですよね。前期が終わっても、後期の万が一に備えて高校まで出向いて自主学習をしていたくらいには。

それが大学四年生になると、あらびっくり、試験一週間前には某魔王を倒し某ロトゼタシアに平和を取り戻す勇者ですよ。それどころか、昨日はハウスからストリートレースの自由を取り戻すべく奔走していました。休日には空飛ぶバスで出かけていくこともあるとか。勇者にレーサー、高校以前が霞む勢いの大活躍ですね。氏曰く、『できないことが、できるって、最高だ。』1、とのこと。

……こう書くと、大学生になって不真面目になってしまっただけではないか、これだから若い者はケシカランなんてお叱りを受けてしまいそうですが、はいスンマセンx2と答えるだけでは記事が終わってしまうので、どうしてこのような若干の余裕(?)が生まれているのかを、心と相談2しながら考えてみたいと思います。

※ちなみに、余裕はそんなにありません。これを書き終えたら時間を計測しつつ過去問に取り組みます……。


さて、院試を受けるにあたってお勉強を重ねる私ですが、どうも大学受験時並の熱意を持つには至らなかったようです。その原因を探ってみましょう。

原因0: そもそも真面目ではなかった

そもそも今まで真面目だったというのが記憶の罠で、実際は今と同じような感じだったのではないか、という説です。

これは確かにそうかもしれないなあと思うフシもあります。例えば、高校三年生の夏休みは高校と某塾以外であんまり勉強していた記憶がありません。ときメモやってました。

ただ、これはあくまで夏休みで、受験本番の数カ月前なんですよね。その他にもいくつか思いつくものはあるんですが、やはりそんなに直前ではないのです。

性格上不真面目がベースという点に異論はありませんし、実際そうなんでしょうが、この説では『受験直前の熱意が下がり気味である』という点をカバーしきれません。

原因1: 考えなければならないことが増えた(相対的に重要度が落ちた)

思うのは、高校生や中学生の時に考えることって少なくて幸せだったなあ、ということです。
勉強も(塾やらは一応あるにせよ)授業通りに受けておけばオーケイですし、複雑なことはオトナがやってくれます。

大学生になると、嫌でもいろいろ考えなければなりません。生活をどうするか、バイトをどうするか、研究をどうするか、など。
二十歳を過ぎてしまえばオトナゾーン突入で、いくらオギャアオギャアと叫んでも画面の向こう側にしか届きません。
試験の期間中だからと言って面倒事の放棄はできませんし、そういう意味で試験に対する重要度は下がっていると言えます。

とはいえ、重要度が下がったのと試験直前にそんな余裕があるのとの間に関係はなさそうな。
そんなの周りも同じですし、そもそも本当に忙しかったら勇者なんかやってないんですよね。

よって、これはただの言い訳のようです。私の心を叱っておきましょう。メッ。

原因2: 希望が見出しにくくなった

人生はしんどいものです。皆さんは未来に希望を見いだせますか?

いろいろと考えるところはありますが、労働問題しかり、今は将来を考えた時に希望というものを見出すのが難しい気がします。
いくらよし頑張るゾと意気込んでも、将来に暗雲が垂れ込めていることが分かってしまえば、やはりやる気は下がってしまうでしょう。

とはいえ、院試を諦めるわけにはいきません。こちとら、大学院で研究したいことがあるから志望しているのです。

……じゃあ勉強しろよ、となりますよね。私もそう思っています。思っていますよ。

原因3: 精神がバグった

いくつか前のエントリー(といっても一年前くらいになりますが)で紹介しましたが、私の精神は去年くらいから急速にバグっており、神経質度が以前よりもはるかに高くなっています。
そのため、世の中に対するアレな感情が日頃から醤油よろしく醸造されており、いくら吐き出しても吐き出し終えることはありません。

バグった精神により院試勉強が阻害されていることは、事実としてあります。勉強中にふとアレな感情が脳裏をよぎり、そこからウーンと考え込んでしまうこともしばしば。

とはいえ、これも「院試勉強つらい」以外の意味を持たない気がしています。
結局院試が嫌だからそういう思考に逃げている、あるいは嫌な思考同士が共鳴しあっているのかな、と。
勉強がスラスラ進んでいるときはそんな思考も生まれにくいですし。

まあ、ここについては正直よく分かっていません。
というかこの謎の精神を戻したいんですが、お薬飲んだほうがいいんでしょうか。日常生活には問題ないんですが、如何せんしんどいことが多いので。

三つ子の魂百まで理論でいくと、「うんうん、(でも)それもまた『お前』だね」というアイカツ的結論に至りますが……はあ、しんどい。
ちなみにアイカツのことはよく知りません。

原因4: 規模感が小さい

高校受験、センター試験、大学入試と共通していることは、いずれも規模が比較的大きい、ということです。
もちろん学校によって差があるのはそうでしょうが、特にセンター試験なんていうのは全国の高校生(+α)が対象なわけです。数も物凄いですし、シーズン中は交友関係のみならず、掲示板やSNSすらその話題でもちきりなわけですよ。

しかし、大学院の入試はどうでしょう。
大学を卒業して就職する人はまず受けません。また、内部生で成績が特に優秀であれば推薦によるエスカレーターもあります。そもそもの人数がそこまで多くありません。
各大学院で温度差もありますし、大学受験よりも幾分か閉鎖的です。場所によるんでしょうけれど。

そういうこともあり、例えばセンター試験時のようなお祭り感覚、追い上げ追い上げられという盛り上がりはありません。黙々と勉強するのみです。
意外とこういうところの影響はありそうですね。

しかし、この説の最大の問題は、誰がどう見たって言い訳でしかないというところです。

原因5: つらい

いわずもがな。3

結論、総括

言い訳はやめて、ネット断ちをして、コーヒーでも飲みながらじっくり勉強しましょうね。ママとの約束ですよ。ママってなんだ?

八つ当たり

院試終了後までサマーセールを継続しなかったSCE許すまじ。4 5 6


  1. https://www.jp.playstation.com/ps4/message/ ↩︎

  2. 心との対談、通称独り言と言うのですが、私はほぼ毎日実践しています。長いときは一晩中独り言を話していたこともあったとか。怖いですね。 ↩︎

  3. 一番やりたいことができない。自由がありそうでない。焦りに追われる……など、やはり試験前はつらい。 ↩︎

  4. しかし、実際、サマーセールなんだからもうちょっと伸ばしてくれたらなあと思わなくもない。 ↩︎

  5. 「期間中に購入だけしてプレイを見送ればよかったじゃん」などという正論を吐くんじゃありません。こら、吐くなって言ってるでしょ。 ↩︎

  6. 後で知ったのですが、今はSCEではなくてSIEというそうな。 ↩︎